「承認」について(1)

2019年7月8日

内面のディレンマ これまで、自分の内面を見つめることが創造的行為につながるということを論じてきました。 以前に、藤原正彦の著書『国家と教養』を取り上げましたが、藤原も「内」の重要性を指摘していました。藤原の議論の要点は、筆者なりに解釈すれば、「外」の知識も重要だが、「内」の情緒ともつながらなければ、真の「教養」は培われない、ということです。 たしかに、社会との関係がなければ、内面には見つめるべき対...

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    2019年7月15日

    中西 哲也

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    「創造性」についての覚書(その七)

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    2019年6月30日

    中西 哲也

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    「創造性」についての覚書(その六)

    「今」の捉え方 前回は、「個性」に関する、川喜田二郎の「核心的論理」を批判的に検討しました。簡潔に言えば、「核心的論理」の前提となっている「世界内的認識」は、「無我」の状態であるべきなのに、「環境」に意識を向ける主体が存在しているという問題を抱えています。 今後、この川喜田批判の意味を具体的に考えてゆくために、「今の捉え方」という問題を取り上げます。以下では、川喜田の議論と現代の若者の捉え方を比較...

    2019年6月27日

    中西 哲也

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    「創造性」についての覚書(その五)

    「環境」と「個性」 今回から、前回抽出した、川喜田二郎の「核心的論理」とその前提を批判的に検討していきます。 川喜田の「核心的論理」とは、「環境」をしっかりと把握することができさえすれば、自然と「個性」や「主体性」も発揮できるという論理でした。この論理は、自己が自然・環境と一体であるという境地を前提として組み立てられていました。 このように、川喜田の「核心的論理」では、「環境」と「個性」という2つ...

    2019年6月21日

    中西 哲也

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    「創造性」についての覚書(その四)

    思想としての「総合」 今回は、川喜田二郎の議論の意義を確認したあとで、「個性」と「主体性」に関する「核心的論理」を抽出します。 川喜田によれば、「我」を前面に出す西欧文明には、次のような特徴があります。それは、自分が創造するのみで、創造によって自分が変わることを認めないことや、仕事を信じて任せることをしないといったことです。こうした特徴をもつ西欧文明は、「三大公害」を深刻化させてしまいました。 近...

    2019年6月13日

    中西 哲也

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    「創造性」についての覚書(その三)

    「全体状況」と「絶対感」 前回は、川喜田二郎の近代西欧文明批判を解説しました。近代西欧文明の「我」に対して、川喜田は「没我」・「無我」を強調します。 「没我」・「無我」の境地とは、「我」ではなく、「渾沌」(こんとん)からはじまります。また、主体も客体から影響を受けるということを認めます。こうした点を踏まえて、今回は、「創造的行為の内面世界」の諸特徴について説明したいと思います。 まず、創造的行為を...

    2019年6月6日

    中西 哲也

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    「創造性」についての覚書(その二)

    デカルト的「我」と近代西欧文明 はじめに、川喜田二郎の議論を整理しておきましょう。川喜田は、現代の問題の根本原因は近代西欧文明にある、と論じています。この点が、川喜田の議論の軸となっています。 創造性とは問題解決の能力です。具体的に川喜田は、KJ法を通じて実践することによって、現在露呈している日本や世界の問題を解決しようとします。 それでは、川喜田の批判の対象となっている、近代西欧文明の特徴につい...

    2019年5月31日

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    「創造性」についての覚書(その一)

    なぜ川喜田二郎なのか 今回から4回にわたって、川喜田二郎の書籍を取り上げます。「KJ法」を開発した川喜田二郎が、「創造性」についてどのように考えていたのかについて検討していきます。 まず、なぜ川喜田二郎を取り上げるのかについて説明します。前回までの検討で明らかになった、「創造性のプロセス」を整理しておきましょう。 内省 → 教養 → 課題探求能力 → 創造性 要するに...

    2019年5月25日

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    2019年5月13日

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    2019年5月8日

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    2019年5月4日

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    2019年4月30日

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    「論理的矛盾」の問題 前回では、「志望理由書」を取り上げながら、自己分析を大学分析よりも優先させるべきだと述べました。その理由として、「手段の自己目的化」という問題を指摘しました。 今回は、「研究計画書」と「エントリー・シート」の両方を取り上げる予定でしたが、前者のみとさせていただきます。というのも、大学教育との関係から「内省」の意義を検討することが、予想以上に大きな試みだったからです。 今回と次...

    2019年4月26日

    中西 哲也

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    「内省」の力と大学教育の意義(前半)

    自分の「外」が先か、それとも「内」が先か 前回の記事では、スティーヴ・ジョブズを取り上げました。前回のおさらいをしておくと、ジョブズの起業家精神の真髄は、外部社会との関係のあり方に気をもむよりも、自分自身の内なる声に耳をすますべきだというものでした。 ちなみに、この起業家の特性は、彼の「直感」のみならず、「内省」を行うという点にもあります。たしかに、ジョブズは「直感」の重要性を指摘していますが、同...

    2019年4月21日

    中西 哲也

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    ジョブズと起業家精神の真髄

    なぜジョブズなのか 前回の記事では、ブログの方向性についてお話ししました。簡潔に言えば、「自分との対話」が「創造的行為」の源泉になりえるということです。この「仮説」は、今回はもちろん、今後も一貫させたいと考えています(ネタが尽きるまでは)。 今回は、この「仮説」をより具体的に説明したいと思います。改めて、前回の斎藤環の指摘も踏まえて言えば、自分と折り合いを付けることができる程度でしか、他人や社会と...

    2019年4月16日

    中西 哲也

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    自己紹介とブログの狙い(無料公開記事)

    自己紹介 はじめまして。中西哲也と申します。 ブログを始めるにあたって、まず、簡単に自己紹介をさせていただきます。 私は、大学院で学問的探究を行いながら、教育業界にも携わってきました。 第1に、大学院で「外交史」を専攻して、歴史や政治に関する文献を読んできました。とくに、E・H・カーやマルク・ブロック、そしてジョン・L・ギャディスなど、歴史的な分析手法を解説している歴史家の書物に魅力を感じました。...

    2019年4月13日

    中西 哲也