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このたび、祖母が施設に入所することになった。入所できるだけでも、このご時世では、たいへんのことのようだ。要介護のレベルとか、コロナの件など、もしかすると関係しているのかもしれない。私は、日々介護していたわけではないのだが、話を聞くだけでも、疲れてくる。もう私の顔や名前も、祖母は忘れてしまっていた。思い出すのは、もう一人の祖母が、脳関連で車いす生活を続けていた姿だ。だいぶ前に亡くなったのだが、施設に...
2023年3月6日
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文体 生活と芸術
今日、電車に乗っていると、精神病院でお世話になった職員さんを見かけた。「お世話になった」とは表面上は言うものの、強制的に入れられて、病院から脱走しようとしていた私からすれば、当時は「敵」にしか見えなかった。声をかけることはしなかったが、あれから8年も経つのに、まだ勤務されているのだなと思った。このように、今は良いように言えば、一種の「超越的」な感じになりつつある。ただ、それは、単に時が経って、過去...
2023年3月4日